SNOWBOARD

STEP 1 ベースリペア(滑走面についたキズの修理)

滑走面にキズ(特に横方向のキズ)があると、滑走性・操作性に支障をきたすばかりではなく、ボード本体まで破損してしまう危険性もあります。そこでチューンナップ、ワクシングの作業を行う前に、滑走面についたキズの修理を行って下さい。

手の動きは必ず一方方向のみとして下さい。前後に動かすとケバの発生につながります。

STEP 2 滑走面の手入れ

1シーズン使用したボードや買ったばかりのボードには細かいケバや酸化膜があります。酸化膜があると思うようにワックスが浸透しないのでサンドペーパー、ブロンズブラシ、ファイバーテックス(粗)を使用して、ケバや酸化膜を取り除きます。

手の動きは必ず一方方向のみとして下さい。前後に動かすとケバの発生につながります。

STEP 3 エッジの調整

エッジが錆びていたり、傷が付いていたり、丸まっているようでは、ターンはもちろん、エッジを効かせてストップさせることも難しくなります。そこで、滑りの心臓部でもあるエッジを念入りに点検し、エッジを削って角を立てるようにします。エッジの角度は90度に削るのが基本ですが、大会に出場しているトップ選手などは、体格、種目、技術、コースコンディションなどに合わせて角度を変えています。

ベースエッジビベリング

エッジの調整の中でも、ベースエッジビベリングは滑走面側のエッジに回転しやすい角度を付けることです。角度は滑走面の形状やスノーボーダーの体格、技術、種目、コースコンディションなどによって異なり、スノーボードの性能を引き出すための重要な作業です。

サイドエッジビベリング

サイドエッジビベリングはエッジに角度を付けることで、エッジグリップが増し、シャープな回転を得る為に行います。角度は、スノーボーダーの体格・技術・種目・コンディションなどによって異なります。大きな角度を付けると操作が難しくなるので、自分に合った最適な角度を付けて下さい。

STEP 4 ケバ取り

滑走面の焼き付け防止のため、ワクシングペーパーをアイロンと滑走面の間に挟んで、ワクシングして下さい。またアイロンの温度は、各ワックスを溶かした時に、アイロンから煙が出ない程度に設定して下さい。

1シーズン使用したボードや買ったばかりのボードには細かいケバが立っている場合があるので滑走性が悪くなっています。ブラッシングとワクシングを行って、ケバを取り除きます。

STEP 5 -- 滑走面のクリーニング

滑走面の焼き付け防止のため、ワクシングペーパーをアイロンと滑走面の間に挟んで、ワクシングして下さい。またアイロンの温度は、各ワックスを溶かした時に、アイロンから煙が出ない程度に設定して下さい。

買ったばかりのボードはもちろん、使用したボードの滑走面には目に見えないゴミや汚れが付着しているものです。汚れやゴミ・古いワックスが付着していると、滑走性能を低下させるので、滑走面の汚れを完全に取り除きましょう。

STEP6 -- ベースワックスのワクシング

滑走面の焼き付け防止のため、ワクシングペーパーをアイロンと滑走面の間に挟んで、ワクシングして下さい。またアイロンの温度は、各ワックスを溶かした時に、アイロンから煙が出ない程度に設定して下さい。

SSFシリーズに含まれているフッ素は、滑走面に浸透しません。そのため、ベースとなるフッ素を含まないパラフィンワックス(EXTRABASE GREEN/BLUE/VIOLET/PINK)が十分滑走面に吸収されていないと、フッ素を含んだワックス(SSFシリーズ)は強く定着できません。高い滑走性を持った滑走ワックスの性能を十分に引き出すためには、必ずベースワックスのワクシングを行う事が必要です。

シーズン前にやっておきたい下地作り(新しい滑走面にワクシングをする手順)

新しいスノーボード、ストーングラインディングを行った後のスノーボードはソール(滑走面)にワックスが全く入っていない状態です。また、1シーズンを通して滑るスノーボードで楽しむためには、ソールを仕上げておく事が大切です。そこで、シーズン前や新しいソールに下記の手順でワクシングを行う事により、ソールにベース(パラフィン)ワックスを浸透させ滑走面を完璧な状態にし、滑るスノーボードに仕上げる事ができます。

SSF/EXTRA BASE series Wax Chart

STEP 7 トップ(滑走)ワックスのワクシング

滑走面の焼き付け防止のため、ワクシングペーパーをアイロンと滑走面の間に挟んで、ワクシングして下さい。またアイロンの温度は、各ワックスを溶かした時に、アイロンから煙が出ない程度に設定して下さい。

SSFシリーズ(滑走ワックス)を塗布する前に、雪質に合ったEXTRA BASEシリーズ(GREEN/BLUE/VIOLET/PINK)のいずれかのワックスを、STEP6のチャート表を参考に選択し塗布すれば最大限の効果が得られます。

STEP 8 ベースバーンを防止するためのワクシング

ワクシングペーパーは使用しないで下さい。アイロンが滑走面に貼り付く恐れがあります。

人工雪や低温時、硬い雪の上を滑走することにより、滑走面のエッジの脇だけが白くケバ立つ状態の事をベースバーンといいます。
このベースバーンを防止するためには、次のワクシングが非常に有効な手段です。

STEP 9 スペシャルワクシング

GIGA SPEEDシリーズ、Dr.FCGシリーズのフッ素ワックスは、STEP5〜STEP7の行程を必ず行った上で塗布して下さい。

フッ素ワックスは大会に出場する時や大会前のトレーニングに使用します。特に湿雪時には欠かせないワックスです。

リキッドタイプのフッ素ワックス使用方法

滑走前に行うこと
@雪質に合わせたベースワックスとトップワックスを塗布し、完全に滑走できる状態に仕上げてから使用します。
A他のスペシャルワックス(パウダーやソリッド)と併用すると、より高い滑走性が得られ、適応範囲も広がります。また、その効果も長持ちします。
B何回か滑走したスノーボードに塗布する場合は、ナイロンブラシでブラッシングを行い、滑走面に付着したゴミや汚れを取り除いてから塗布して下さい。

STEP02

カンタン!! クリーニング&ワクシング