スタッフブログ
2019年04月
2019.04.17
プロがやっている、ホットワクシングが捗るちょっとした違い~アイロン編~
ホットワクシングには欠かせないアイロン。
衣服用のアイロンと基本的には同じものなので、ご自宅で使わなくなったアイロンを使いまわしている方は多いと思います。
アイロンだから何でも同じでしょ、と思われる気持ちもわかります。よくわかります!私も入社前まではそうでした😅
では、一般的なアイロンと、当社の「ワクシングアイロン」をはじめとした各社で出している専用アイロンの違いは何かわかりますか?
いろいろ答えはあるかと思いますが、「重さ」と「スチーム穴」が大きな違いかと思います。
専用アイロンはわざと重く作られています。金属部分が厚い方が蓄熱性が良く、アイロンを板に当てたときにアイロンの温度が下がりづらく、安定したアイロニングが可能になります。また、初めは重くて取り回しづらいと感じるかも知れませんが、慣れてくるとスムーズに動かせて扱いやすく感じると思います。
そして、当たり前ですが一般的なアイロンはワクシングに使うことを想定していません。スチームの穴や鉄板と本体の隙間などから、電気を通さない絶縁体であるワックス(蝋)がアイロンの中に入り込むと、アイロンが発熱しないなどの故障の原因になります。なので、一般的なアイロンの方がワクシングをしていて壊れてしまう可能性が高くなります。
スチーム穴が開いていなくて重たいアイロンであれば十分に代用できると思いますが、そうでないアイロンを使用されている方は、次の買い替えでは専用アイロンにしてみませんか?
ホットワクシングがもっとラクになって、もっと楽しくなると思いますよ!
ENJOY WAX!
2019.04.12
ホットワクシングのススメ
春の悪雪対策として、以前からSTRONG PASTEやPREMIUM FLUORなどをご紹介していますが、本来の、と言うか一番の悪雪対策は、HF(フッ素高含有)パラフィンワックスをアイロンでホットワクシングすることです。
最近は「アイロン不要」をうたうワックスも多くあり、そんな簡易ワックス派の方には申し訳ないですが、ホットワクシング最強説はゆるぎない事実です。
ガリウムでは、一年中いろんな角度からワックステストを行っていますが、この事実を覆すテスト結果は残念ながらありません。
春雪に限らず、どんな雪に対しても、「EXTRA BASEを塗ってはがした後にフッ素含有パラフィンを重ねる」という一連のホットワクシングに勝るワクシングは無いんです。
例えば今時期だと、どんな黄砂用簡易ワックスよりも、HYBRID HFのBLUEとPINKのミックスが勝ります。
手間や時間がかかって倦厭されがちなホットワクシングですが、雪の条件が悪くなればなるほど、その威力を発揮するものでもあります。
まだホットワクシングをしたことない方は、来シーズンはホットワクシングデビューしてみませんか?
HFは高くて手が出せないと思っていらっしゃる方は、来シーズンは騙されたと思ってHFデビューしてみてください。
ガリウムワックスは、絶対に損はさせないラインナップで皆さんのデビューを応援します!
2019.04.11
こんな商品も作ってます
ガリウムでは、ゴーグルやサングラス用の曇り止め「Dr. Anti-FOG」を製造・販売しています。
ワックスメーカーがなぜ曇り止めを?とお思いの方
良い質問ですね!
実は、曇りの原因となる汚れやホコリをレンズに寄せ付けない曇り止めと、汚れや黄砂を滑走面に寄せ付けないワックスの技術は、基本的な原理は同じなんです。
ワックスに使用しているフッ素を曇り止めに転用して、開発・製造しています。
世界最速のワックスを目指すガリウムですので、曇り止めも生半可な商品は出しません!
曇り止めの効果が薄れてきても、レンズクロスなどの乾いた布でササッと軽く拭くと、曇り止め効果が回復する、という今までにない脅威の持続性を有する曇り止めなんです。
クロスカントリースキーで求められている、滑走性を持続させるガリウムワックスの技術を、850円の曇り止めにも惜しみなくつぎ込んでおります!
Dr. Anti-FOGはスノー用ゴーグル、スポーツサングラスでの使用を目的としています。
ガラス製レンズのメガネ等にはあまり効果が期待できませんのでご了承ください。また、特に体に悪い成分を使用していませんが、レンズ内の空間が密閉される水泳用ゴーグルでの使用は、念のため控えていただくようお願いしています。
曇り止めと一緒に、ガリウムロゴをデザインしたレンズクロスも販売していますので、こちらも併せてどうぞ。レンズクロスはガラス製レンズにも使用できますよ!