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2019.11.28

フッ素ワックスに関するお知らせ

フッ素ワックスに関するお知らせ



最近、レースをされている方から「フッ素ワックスは使えなくなるのですか?」という質問を多く受けるようになりました。

「完全に使用できなくなるわけではない」というのが、現時点での当社の見解です。


1.背景

  近年ノルウェーを中心に、ジュニアのレースでフッ素ワックス、フッ素含有パラフィンワックス(HF 等)の使用を禁止する動きがあります。

 その背景には、「すべてのフッ素が環境や人体に悪い」という誤解があります。

 実際に環境や人体に悪影響を及ぼすのは、「PFOA」と呼ばれる種類のフッ素化合物のみです。


2.使用が禁止されている物質について

 全てのフッ素が環境や人体に悪い影響を及ぼすわけではありません。ハミガキ粉やフライパンのコーティングにフッ素が使用されていることからもわかると思います。

 実際に使用が禁止される物質は、「PFOA」と呼ばれる種類のフッ素化合物です。これらの物質は環境や人体に悪影響を与えるといわれており、ヨーロッパでは 2017 年に REACH 規制制限対象物質リストに PFOA とその塩および PFOA 関連物質が追加されました。これにより、2020 年からワックスに限らずあらゆる製品への使用が禁止されます。

 PFOA をワックスに配合すると高い滑走性が得られるため、比較的容易に「すべるワックス」を開発することができます。他社のフッ素ワックスを分析すると、この PFOA を使用している製品が多く見受けられます。このことが、フッ素ワックス=禁止という誤解に繋がっている理由だと思われます。

3.当社のワックスについて

 ガリウムで製造・販売するフッ素ワックスおよびフッ素含有パラフィンワックスには、PFOA は含まれておりませんそのため、今後も安心してお使いいただけます。

 米国環境保護庁は 、2006 年 1 月末に「PFOA 自主削減プログラム(PFOA 2010/2015 スチュワードシップ・プログラム)」を発表し、世界の主要フッ素メーカー8 社に対し、プログラムへの参加を呼びかけました。そのプログラムの内容に PFOA、もしくは分解して PFOA を発生する前駆体物質、および C8 より炭素数の多い類縁物質を 2015 年に全廃することに対する努力を行うこと(Working toward the elimination)を約束すること。というものがありました。

 その発表に対し、日本の主要フッ素メーカーは 、2011 年までに PFOA 及びその類似品の製造を中止しました。また、ガリウムでも、この世界情勢にいち早く対応し、PFOA を含まないフッ素を使用した商品として、「GIGA SPEED シリーズ」開発し2011 年より販売しております。

 このように、ガリウムでは、すでに PFOA に関する対策は終わっております。しかしながら、近年レーサーの方から、フッ素ワックスに関する不安の声をよく聞くようになりましたので、昨年からガリウム商品ラインナップの中でも、レーサーが使用するワックスでフッ素を用いているものに[PFOA-Free]というマークと付けて販売させていただいております。このマークはそれらの商品に使われているフッ素にはPFOA が含まれていないことを示すものでございます。

今期も、ガリウムワックスを安心してご利用いただきたく、お知らせ致します。

MAX FLUOR箱の裏面

METTALIC ION MOISTの裏面

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